● 華吹雪
青森県農業試験場にて、「おくほまれ」と「ふ系103号」の人工交配によって開発・育成された酒造好適米品種のひとつです。

「青系酒97号」の系統名を与えられた本品種は、昭和61年に「華吹雪」と命名され、青森県の酒造好適米奨励品種に推奨されました。

耐冷性・耐倒伏性に優れ、短稈で多収性といった特徴を持ちますが、穂数が確保しにくく、大きな心白を持ちながらも高精白に耐えられないという弱点も持っています。しかしながら、総合的な酒造適正は安定した品種であるという評価を得ています。