● 精米歩合
「精米歩合」とは、醸造に使われる原料米(酒造好適米)の表層部を取り 除く、「精米」の程度を表す数値(%)の事です。

精米歩合=白米重量÷玄米重量×100で表され、「精米歩合:40%」ということは、磨かれた白米の中心部分である『精米』が40%、糠(ぬか)として取り 除かれる周りの部分の『精白』が60%である事を意味しています。

上記のことからもわかるように 、世間では混同しがちな「精白歩合」(つきべり 率)の場合、糠が40%で 白米が60%という事になり、「精米歩合」と「精白歩合」とではその表す内容が逆となります。

一般的には “低精米歩合”、“高精白歩合”が酒の高品質の基準となります。